アコースティックデュオ・冬支度 blog: 安田の12月に観たライブと演ったライブ

2016年01月06日

安田の12月に観たライブと演ったライブ

12月にあった事など思いだし思いだしつらつらと。

12/6(土)
油野美術館にライブを観に。ライブが始まると奴3のステージに森田雅章さんと中川裕太さんが参加してます。奴3は一度ライブを観ているのですが、こんな感じだったかな?えらいアバンギャルドな雰囲気に路線変更したなぁなんて思ってたら演奏終了、次のtomo-chikaさん。名曲のカバーを織り交ぜながら2.3曲(?)オリジナル曲を。オリジナル曲がボサノバを基調にフォークの要素といいますか歌詞といいますか好みの雰囲気でもっと聴きたかった。冬支度もそんな風に言われたい。

そしてかま哲ちゃん。1曲目が始まったらはちみつぱいを髣髴とさせるサイケデリックなロック。もっとちんどん屋のような音楽をしている人達だと勝手に想像してたので意表を突かれる。西成経由のはちみつぱいか。ディープサウスのニューロックか。釜ヶ崎は宇宙か?ベアーズと春一番が手を組んだような。アングラ音楽よりも分かりやすさと風通しの良さを感じ聴きごたえがありました。

そしてトリは森田雅章さんのトラディショナルスピーチ。かと思いきや奴3のお二人が登場。そして一度ライブを観て覚えている曲が聴こえてきました。あぁトップに観たバンドは奴3に森田さんと中川さんが参加したのではなく、森田さんのトラディショナルスピーチのサポートメンバーとして奴3のお二人と中川さんが参加していたという。パラレルワールドに紛れ込んだような、貴方は貴方でなかったのですね。どうやら自分大いなる勘違いをしていたようです。往年の土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズのような、大どんでん返しに勝手にやられてしまいました。森田さんステージで名乗って下さいっ!

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奴3のようなトラディショナルスピーチ

12/21(月)
夕方難波から神戸へ。sakanaのpocopenさんのソロライブを観に Modernark pharm cafeへ行ってきました。開場まで時間があるのでまずはお店の場所を確認してから神戸らしい物を食べようかしらというプランを頭の中で描いてたのですが。一本道を間違えずんずんと進んでしまっていたようで完全に迷い子。さまよい、駅に戻り、ラーメン屋になびきそうになりながらようやく辿り着いたら開場時間。全くもって上手く出来ています。お店に入るとステージにドラムセット、ベース、ギター、各種鳴り物が並べられており、あれ?今日はバンドでご出演されるのかな?。始まると菅沼雄太さんとのデュオで菅沼さんがお一人でステージに並べられていた楽器を操るのですね。

そんなpocopenさんのソロライブ。sakanaよりも若干ほんの少しオールドロックの雰囲気を漂わせる瞬間がありpocopenさんがロックスターに見えてゾクゾクしたりと今回もやられてしまいました。菅沼さんの、曲によって楽器を使い分ける好サポートとの相性も抜群で最後まで間延びする事無く食い入るように聴き入ってしまいました。pocopenさんが弾くアコギがギブソンのビンテージのJ-50で。それにエレキギターで使うようなハムバッキングのピックアップを付けていたからロックの雰囲気だったのかな?とか帰り道考えるのもまた楽し。あのピックアップの銘柄どこのやつだったかなぁ?という疑問は今だ解決されておらず。終演後、pocopenさんに自分も最近J-50を買いましてなんて話を。

「この会場の近所の楽器屋でJ50を買ったんです!」
「何年のですか?」
「66年製です。」
「pocopenさんのは50年代のですよね?」
「はいそうです。」

とそんな会話を。なんだかクラシックカーのオーナー同士の会話をしてるかのような、そんなブルジョワな気分に浸る。そんなこんなでまた聴きに行きたいと思ってしまうライブを堪能の神戸の夜。

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曲間のpocopenさん

12/23(水・祝)
京都の雄、松ノ葉楽団主催の『松ノ葉楽団のクリスマス』。総勢9組が出演するイベントで京都でライブをする事が殆どなかった自分達に声をかけてくれた松ノ葉楽団の皆様には最大限の感謝を。そんな私たち冬支度はオープニングの松ノ葉楽団の演奏の後に。買ったばかりの1966年製ギブソンのアコギJ50を使っての初ライブ。松ノ葉楽団のオープニング演奏中、斉藤さんが急遽「1曲変更しよう」と提案してきました。アップテンポのフルートインスト『眠り羊が丘越えて』に。この曲で斎藤さんはいつも会場を練り歩くのですがきっと松ノ葉楽団の盛り上がる演奏に刺激を受けたのでしょうね。


そして本番。また要らん事をダラダラと喋りすぎたなぁと思いつつも演奏は上々。気分も上々。ただラスト前に演奏した『天気屋』のサビの歌詞を大忘れてしまうという大失態を犯してしまい。前にも一回やらかしてるだけにこれクセにならないように気を付けねばですね・・・。そしてラストは斉藤さんがフルート吹きながら練り歩く。冬支度の2015年が無事終了しました。後悔を残して来年に向かうのは自分の常。課題を詰み上げ過ぎてどれから手をつけて良いのやら途方に暮れる。何方かジェンガみたく一つ一つ落としていってくれないものか。

この日の選曲は、
1.六月のパーティー
2.ふられるおんな
3.なんにもない日
4.天気屋
5.眠り羊が丘越えて(インスト)

冬支度は最初に出演したのでその後はお客さんの気分で缶ビール片手にライブを観る。松ノ葉楽団セレクトの出演者はさすがでラヴラヴスパーク、ノスタル人、マイセス、めめとウエッコなど既に知ってるミュージシャンは間違いのない演奏を聴かせて下さり、たけだあすかさん、パックワンさん、Hicobandなど面識のない面白いミュージシャンとの出会いというお土産まで持たせて貰っちゃって。さすが今京都で熱い松ノ葉楽団。唸らされました。リハ〜イベント中〜打ち上げまで松ノ葉メンバーが走り回り非常に行き届いたイベントで。冬支度も自主イベントというのを結構続けているだけにこれはもうしっかりとしたイベントだ!と頭が下がる思いでした。

時間が押してしまいトリの松ノ葉楽団の演奏時間が短くなってしまったのが心残りでしたがお客さんも超満員で大成功のイベントと言ってしまってもそれは全然言い過ぎではないですね。長丁場のイベントを観て下さったお客様もありがとうございました。Bench&Mugさんのカレーやアフリカライス、スイーツ二種。それを私、全制覇した事も記しておきたい。とてもおいしく頂きごちそうさまでした。

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リハーサルの準備中

12/26(土)
安田支度2015年最終運行。行き先は油野美術館。最後はゆったりと気負いのないイベントをしたいという私のプラン、というか今回はプランすら持ちたくなかった。それだけにただいい歌を聴かせてくれる出演者が演奏をしてくれりゃなんとかなるわとキウチユウスケさん、藤江隆さん、矢野一希さんに声をかける。結果は、皆様お見事!

自分は普段はほとんどしない独りでのライブ。いざやってみると冬支度における斎藤さんが担っている部分を再確認できたといいますか、1〜10まで全部自分が賄うなんて大変な事なのね。そして、冬支度に負けないようしようといいますかね、自分が自分に負けないようにという気分が盛り上がってきたり。でもそれどちらに転ぼうが結局自分は負けてるじゃないの。自分に負けてるじゃないの。

1週間ぐらい前に考えたインストを構成が定まらないまま中盤をその場の即興でやってみるという試みは冬支度ではやらない(出来ない?)パターン。間奏では迷い困った困ったと思いつつもも無理やり最後まで。冬支度でも練習中の新曲『顔立ち』は何人かの方々が良かったよと言って下さって早く冬支度でお披露目できる日が来ますようにと自分も願っています。最後は藤江隆さんに1曲弾いて貰う。一人が二人になるだけでこんなに演りやすいんですね。もし自分が鬼なら藤江さんは金棒です。私が鬼なのか?というのは触れないでほしい部分。

1.走馬灯
2.消えてく
3.インスト
4.浮かない顔して
5.顔立ち
6.虫の音(藤江隆さんと一緒に)

この日のライブより『顔立ち / 安田支度』

顔立ち / 安田支度 (冬支度 安田ソロ弾き語り)2015年12月26日 油野美術館


打ち上げは、藤江さん、矢野さんと一緒に出演していた菊池悟郎さん、見に来て下さった『レコードは果てしなく』のおおいしけいすけさん。京都在住の悟郎さんの京都ライブ事情やらなんやら。大阪のアコースティック系ミュージシャンの紹介用のコンピレーションを作ったりしたら面白いんじゃないかとけいすけさんからアドバイスを貰ったり、4人で色んな話をして盛り上がる。

この日お越しくださったお客さんの人数は8人。普段の冬支度でのライブよりは少し少な目でしたが、今日のライブの前に自分が想像してた人数よりは少し多くお客さんが集まって下さりました。ライブが終了したら、出演4組がそれぞれ良い音楽を分かりやすい形でやっているのだからもっと沢山のお客さんに観て貰いたいなぁなんて気持ちが湧いてきて。そういう気持ちは2016年に忘れずに持っていきます。

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キウチさんと中川さん(マロニエ堂)