アコースティックデュオ・冬支度 blog: 11/2『アコギとハイな夜』について

2013年12月02日

11/2『アコギとハイな夜』について

・・・前回の投稿からの続き、
ムジカジャポニカでのライブから6日後の11月2日は
雲州堂で『アコギとハイな夜』に出演させて貰いました。

sakanaのpocopenさん、青山陽一さん、西村哲也さんという
ライブを観に行ってりゃCDも持ってます、そんな方々のオープニングアクトという。
最初にイベントの主催の庄司さんから連絡を貰ったとき、そりゃ驚きたじろぎました。

そこで斎藤さんから「この日に間に合うよう冬支度のCDを作ろう」との提案がありまして。
そこから四ヶ月は初めてのCD制作の日々。途中「絶対間に合わん!」と
冷や汗をかきながらもなんとかギリギリ間に合ってよかったよかった。

そしてイベント当日。
会場の雲州堂には沢山のお客さんが観に来てくださり、
冬支度は四曲を演奏させて貰いました。

1.こんな風に
2.桜の見ごろは終わったみたい
3.なんにもない日
4.天気屋

冒頭2曲は冬支度の二人で。
昨年作ったCD-R『なんにもない日々』の「こんな風に」と
出来たばかりの『オールドハイツ・ミュージック』から3曲。
「なんにもない日」「天気屋」の2曲は
ウッドベースの水田十夢&ピアノの北里修のサポートを得て。
いやはや、最近のライブでは一番の緊張の中演奏させてもらいましたが、
それと同時に沢山のお客さんの前で演奏させて貰えるのがとても心地良く。
そんな感じでオープニングアクトとして会場を暖める事が出来ていたらいいのですが
どうだったでしょうか?
冬支度、撮影:たまたさん.jpg

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続いて西村哲也さん。
エレキギターの弾き語り。気持ちのよいストラトキャスターに
抜けのいい西村さんのボーカルが乗る。小坂忠さんを彷彿とさせる歌声。
ロバート・ワイアットの「Shipbuilding」のカバーも聴け
奥行きの深さを堪能させて貰いました。
時間にして20分強の演奏で、楽屋に戻ってこられたとき、
「そんなに(演奏時間)短かったっけ?まぁいいやー」
とあっさりおっしゃってたのが凄く印象的で
この感じが凄く格好いいなぁと思ってしまった自分です。
自分も一度エレキギターをライブで使ってみたいなぁ。
nisimurasan.jpg
(冬支度、西村哲也さんの写真は柿ノ木さんが撮影して下さいました)

お次はpocopenさん。
sakanaでいつも弾いているD'Angelicoのフルアコ(セミアコ?)ではなく
この日はギブソンのアコギJ-50を。飴色の味の出たルックスが溜まらないギター。
そしてpocopenさんのステージの始まり。
お客さんをグイっと引きつける凛とした説得力のある歌声。
この感じを味わいたくて何度も聴きに通ってしまうんですよね。
中盤で青山陽一さんがギターで参加しデュオでの演奏。
sakanaの西脇さんとはまた違う雰囲気のギターが乗り
新鮮かつ不思議な気分で耳を傾けておりました。
そして再び十夢君もウッドベースで参加。
pocopensan aoyamasan tomkun.jpg

物販のsakanaのポップがえらく可愛いんですよ。
冬支度のCDもちゃっかり横に並べさせて貰いました(えへへ)。
IMG_2375.JPG

トリは青山陽一さん。
マーチンのOOO-28でスライドプレイを交え
カントリーブルース風にアレンジされた「Ultra Sonic Bicycle」。
今回絶対に演って欲しいなぁと思っていた「お花見ブルー」も聴けました。
更に三度目の十夢君登場でロジャーティリソンの「Loving You Is Sweeter Than Ever」を。
この曲はロジャーティリソンの来日公演でラリーパパ&カーネギーママが
バックバンドを務めた時、演奏した曲なんですよね。
当時観に行ってた冬支度の二人としてはここでまたこの曲が聴けるなんて、
そりゃもう!ですよ。
青山さんはリズムをしっかり大切に演奏されるからか、
コンコンコンと足でリズミカルにテンポを刻みながら
抜群のテンポ感でギターを弾き歌われるんですよね。
それが凄く気持ち良くて自分はそれに釘付けになってしまいました。
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アンコールでは出演者全員で
デビッドボウイ「life on mars」
小室等「お早うの朝」のカバーを。
pocopenさんが選んで下さったこの2曲。
「life on mars」は西村さんのエレキ、青山さんのアコギという鉄壁の弦奏に
pocopenさんがご自身で付けた日本語詞の歌声が乗る。
冬支度だけで練習してた時はなんか頼りなかった演奏にガツーンと大黒柱が立ったような。
そんな驚きを感じながら自分はヘロヘロなマンドリンを弾いてました。
ブルーグラスやカントリーなんかで聴けるテンション高めの凄腕マンドリンも
それはそれで好きなんですが、自分ははっぴいえんどの頃の細野晴臣さんが弾いてるような
ヘロヘロなマンドリンが抜群に好きなんですよね(それはそれでまた難しいのですが)。

「お早うの朝」はムーンライダーズが編曲と演奏を担当してるバージョンを。
このイベントの主催の庄司さんは大のムーンライダーズ・フリーク。
これはナイス・セレクトだなー。

session3.jpg

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そんなこんなで夢見心地な一日も無事終了。
pocopenさんが冬支度の「桜の見ごろは終わったみたい」について
参ってしまいそうな嬉しい言葉を下さり、
青山さんが自分のアコギ(アストリアス D.pre-war)とピックアップについて質問下さり、
打ち上げで西村さんがライブでのアコギはピックアップがいいかマイク録りがいいか、
凄く参考になるアドバイスを下さりました。
お三方にするとなにげない会話でも自分達には
「これはもう忘れる事はないです!」という瞬間の数々。
冬支度、まだまだ先は長いぞー、と意味も無くやる気になっとります。

そうそう、この日のフライヤーの絵はアオヤママドカさんが描かれたのですが
フライヤーを置いて頂いたお店の方々から「いいフライヤーですねぇ」とお褒め頂きまして。
イベントに華を添えて下さったなぁと当日から一ヶ月経過した今、思い出しつつ
オールドハイツ・スタジオ(安田宅)の壁をしみじみと眺めてます。
こんな風にライブ後、一ヶ月経ってようやくブログを書き上げました
(はよ書けという話だ)。
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